院長 稲毛 稔
いなげ内科呼吸器内科医院
総合病院側と医師会側のネットワークができた際は患者の受け皿になりたい
いなげ内科呼吸器内科医院

URL https://www.inage-respiratory-clinic.com/

 

所在地 〒992-0601 山形県東置賜郡川西町西大塚1401-1

TEL0238-27-0350

 

アクセス フラワー長井線「西大塚」駅より車で4分

設立 令和4年

 

診療科目 綜合内科、呼吸器内科

 

診療時間 <月~水・金>9:00~12:00、14:00~17:00

<木・土>9:00~12:00

<休診日>日・祝

                 

当院の特徴

生活習慣病の発症予防と重症化予防・治療。

呼吸器疾患の治療を通じて働く世代のライフステージを支える。


綜合内科専門医+呼吸器内科専門医
かかりつけ医と呼吸に関するスペシャリスト

  いなげ内科呼吸器内科医院

   院長 稲毛 稔

 

いなげ内科呼吸器内科医院は、総合内科と呼吸器内科を診療の柱とする医院で、山形県置賜地方の川西町にできた新しい施設だ。

置賜総合病院を中心とした町おこし(川西町メディカルタウン整備)の一環として内科クリニック募集の話があり、医師として育てていただいた地域で少しでも役に立てればと、開院を決意した。

「人々の生活をサポートするクリニックを目指す!」と話す稲毛院長は、総合病院等の後進たちが重症患者に全力で取り組めるよう、同院では軽症・中等症の患者をなるべく多く引き受けている。

 稲毛院長は、睡眠時無呼吸症候群の治療にも力を入れており、100人以上の患者がこの治療の為に通院している。若い患者も多く、睡眠時無呼吸症候群は放っておくと夜間突然死、脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病など様々な病気のリスクを上げてしまう。患者の長い将来のため、積極的に治療を勧めている。 

 様々な原因で発症してしまう喘息は、大気汚染が進む今、現代病となりつつある。今から30年程前は、喘息により亡くなる患者が全国で約6000人を数えていた。

「喘息の発症は遺伝的な因子もある。薬が効くと症状が出なくなるので、病院に来なくなる患者さんもいる。しかし、症状が出ないからと言って、病気が治ったとは言えません」

患者の判断で薬の服用を途中で辞めてしまうと、病状が急激に悪化してしまうことがある。また、吸入器は正しく使わないと肺炎などの合併症を併発する。医師による診察を受けながら、正しく継続的に治療を受けることが大切だ。

 進行肺ガンに代表されるような呼吸器疾患は難治性の疾患が多く、総合病院勤務時代は年間100人を超える数を見送ることもあったという。

「進行ガンは難しいと分かっているけれど、それでも何とかしてあげたいと思う」と語る稲毛院長。ガンに対して屈したくないという強い気持ちが伝わる。

医療これらの地域ネットワークの実現には「総合病院側と医師会側にお互いに協力できる医師が必要です。将来的にネットワークができた際は患者さんの受け皿になりたい」と話す。

 また、「患者さんへ吸入の指導を行うのは主に薬剤師ですが、薬局によって患者さんに対する指導の仕方が異なるというのが現状です。患者を継続的にサポートできる薬剤師が増えるように、多くの医療人を巻き込んだ活動を行っていきたいですね」と稲毛院長は精力的に語る。これからも地域医療の貢献に邁進していくという熱意を感じた。

 

 

 

(文章一部抜粋、完全版は書籍をご覧ください)