理事長・院長 白川 泰山
医療法人エム・エム会 マッターホルンリハビリテーション病院
患者さんに喜んで頂ける病院づくりはもちろん、現場スタッフが働きたいと思える病院づくりも同時に目指していきます
URLhttp://www.matterhorn-hospital.jp/
所在地 〒737-0046
広島県呉市中通1丁目5-25
TEL0823-22-6868
FAX0823-22-6870
アクセス
JR「呉」駅より右方向(本通方面)へ徒歩10分
設立 昭和44年
診療科目
リハビリテーション、健康診断、在宅介護
診療時間
<月~水・金>8:30~12:00、15:00~18:00
<木・土>8:30~12:00
<休診日>日・祝
ご挨拶:当院は昭和44年に開設し、長きに渡り地域に必要とされ・地域に根ざした病院を目指して日々精進を続けています。開設当時は周囲に病院が少なく、救急を含めた急性期医療が今以上に必要とされていました。時代と共に役割分担の概念が広まった時、呉地域に必要であり整形外科医の私ができることはリハビリテーション専門病院の設立だと思い至りました。
以前のリハビリテーション医療は必要とするリハビリの質と量が不足し、充分な機能回復ができず歩行障害等が残ることがありました。当院は設備や人員を増強し医療の質の向上を行うことで、患者様の回復をまっすぐに追い求めています。
当院には呉医療センター・呉共済病院・中国労災病院より多数の回復期リハビリテーションの患者様が転院してこられます。退院時には患者様の医療成果(アウトカム評価)が最高となるよう職員一丸となって努めています。また職場を通じて一人ひとりの職員の人生が実り豊かなものになるよう、より一層努力を続けて参る所存です。
地域に根差した“かかりつけ医”の役割としても機能
医療法人エム・エム会 マッターホルンリハビリテーション病院
理事長・院長 白川 泰山
広島県・呉市に拠点を置くマッターホルンリハビリテーション病院は、1969年に開設された医療施設だ。現理事長の白川泰山氏の父親が開いた病院がルーツになっており、「マッターホルン整形外科」の名称でその歴史がスタートした。
地元でも数少ないロボットリハビリ設備が整っており、幅広い高度な医療サービスを提供している。健康診断事業に力を入れている点も特徴。また、グループ施設では在宅医療も展開しており、地域住民を対象とした「かかりつけ医」としての役割も重視している。
父の後を継いだ白川理事長は、リハビリを主体に地域医療を支える病院として、その医療体制の充実と質向上に取り組んできた。
同院の最も大きな特長は、白川理事長の専門科目でもある整形外科、リハビリテーションだろう。しかも早い時期からロボットによるリハビリを扱ってきている点も注目すべきところだ。日々の治療では、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などがチームを組んで、各患者や症状に適したプログラムを作成、患者に対応している。
歩行中の股関節や膝関節の動きをサポートする「装着型サイボーグHAL®(ハル)」も、同機器が発売された年に購入、導入した。その後も新しい機器が出るたび積極的に導入を続け、今では県内でも屈指のロボットリハビリ施設が整う病院になった。
約10種類あるというロボットリハビリの内容だが、患者の状態や希望により、適宜使い分けている。今年4月にも新しいロボット機器を導入した。「より質の高いリハビリ医療を提供したいという想いが、ロボットの導入を決断させたのだと思います」
柱のリハビリ医療のほかに、競技への復帰を目指すアスリートの治療も行っている。「けがをしたアスリートをいち早く競技フィールドへ戻してあげること、普段のパフォーマンスを高めること、傷害を予防すること」の3つを大事な要素に掲げている。
さらに、健診事業も重要な取り組みだ。呉市で検診事業を行っているのは同院だけ。現在、数年後をめどに近隣の地へ新しい病棟を建設する計画を進めているが、健診部門を現在の3倍ほどのスペースに拡充する構想がある。
専門性と先進性を兼ね備えた医療サービスの提供を重視しているように見える白川理事長だが、心掛けている事は「高度な専門病院と患者との橋渡し役を果たすこと」だと語る。
「患者さんから感謝され、また現場のスタッフが喜んでいるのを見るのは良いモチベーションになります」とも語る理事長。医師という職業に大きな魅力と醍醐味を感じている事は間違いないようだ。
(文章一部抜粋、完全版は書籍をご覧ください)