代表取締役社長 田中 峰子
株式会社冨田屋
『京都に来たら一度は行ってみたい』と思っていただけるような町家文化発信的な存在にしていくことが私の夢であり目標です
URL
https://tondaya.co.jp/
所在地
〒602-8226
京都市上京区石薬師町697
TEL 075-432-6701
FAX 075-432-6702
設立
江戸中期冨田屋設立、明治18年西陣に冨田屋を築く。
昭和62年現在の冨田屋のビジネススタイルを開設
資本金
2,000万円
従業員数
20名
事業内容
和の文化体験、和のマナースクール運営
代表挨拶
国の登録有形文化財の指定を受けたのを機に「西陣くらしの美術館」として公開を始めました。昔ながらの風習や生活を受け継ぐ家はほとんど残されておりません。
―着道楽京都の真ん中西陣―
ここで呉服商を営み、毎朝家中の神さんごとから一日が始まるといった、京の女達が代々受け継いできた風習やしきたりを守るのは、容易なことではありません。
息をしている町家から出る「気」を感じていただきたい。そして、こういった西陣に伝わる心身共に美しく生きる知恵を少しでも後に残していきたいと心より願って止みません。
予約の取りにくい京都屈指の人気スポット
株式会社冨田屋
代表取締役社長 田中 峰子
「おばんざい」、「西陣織」、「舞妓遊び」、「祇園祭」、「お抹茶」……。これらのワードを聞いて誰もが思い浮かべるのは日本の古都・京都だろう。
京都にはこれら、昔から伝わるいくつもの伝統文化がある。こうした文化が今も変わらず、令和の時代を生きる若い世代や異国の人々から愛され、親しまれ、歓迎を持って未来へ受け継がれようとしている。
いつの時代も人々を魅了する、こうした和の文化を、五感で存分に体験できる場が京都・西陣にある。それが、冨田屋を舞台とした「西陣くらしの美術館」だ。ここには今、日本の伝統文化や京都のしきたりなどを体験しようと、海外からの観光客を中心に数多くの人が来訪。予約の取りにくい、京都屈指の人気スポットとなっている。
「人々の祈りや願いが発端となって文化が生まれますが、それが何十年、何百年、何千年と未来永劫続いていくためには、楽しさがないといけません。私どもも、文化体験を通して、お客様に楽しみや喜びを感じていただくことを何より大切にしています」
こう穏やかな表情で話すのは、「西陣くらしの美術館」創設者で、13代目冨田屋代表の田中峰子氏。
1999年に、冨田屋は正式に登録有形文化財に。このことが冨田屋の大きなターニングポイントとなっていく。「文化財にもなった唯一無二の冨田屋を守っていくにはどうすればいいか。考え抜いた結果が京都文化の発信地、京都文化の体験事業でした」
こうして、両替商、呉服問屋と続いてきた冨田屋が、「西陣暮らしの美術館」として公開され、文化を広める施設へと生まれ変わったのだ。
文化体験の場として日々多くの来訪者を受け入れる冨田屋は、2つの井戸と3つの蔵、6つの庭とお茶席が3つ、能座敷が1つという作りになっている。140年近く前の建物はほぼ改装されずに今に至る。まさに本物の京町家だ。
「家の中のしつらえも、季節ごと、時期ごとに毎月変え、京町家のリアルな暮らしを公開しています。冨田屋のような、日本文化の素晴らしさを体験できる場を世界中に作っていくこと、そしてこの冨田屋を、誰もが『京都に来たら、一度は行ってみたい』と思っていただけるような京都のアイコン的な存在にしていくこと。これが私の夢であり目標です」
“朝は希望に起き、昼は愉快に働き、夜は感謝に眠る”という経営理念のもと、自身で描く夢に向かってこれからもエネルギッシュに活動していく。
(文章一部抜粋、完全版は書籍をご覧ください)