代表取締役社長 鯉渕健太郎
株式会社アキテム
自社が手掛ける4つの事業が四位一体となれば、オンリーワンの企業になれると信じています
URL
https://www.akitem.co.jp/
所在地
〈本社〉
〒153-0043
東京都目黒区東山1-1-2 東山ビル
TEL 03-3760-7701 FAX 03-3760-7709
〈秋葉原オフィス〉
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2丁目23-1 天翔秋葉原万世ビル705号室
TEL 03-5256-1545
設立
昭和27年11月
資本金
8,100万円
従業員数
237人
事業内容
電気設備工事、総合ビル管理、リニューアル工事、プロパティマネジメント
理念
価値ある建物を技術をもってつくり活かし続け、そこに関わる全ての人をゆたかにすること
電気工事会社の枠を超えたサービスで、創業100周年を目指す
株式会社アキテム
代表取締役社長 鯉渕健太郎
株式会社アキテムは、東京都目黒区に本社を置く、70年の歴史を持つ電気工事会社だ。70年間黒字経営を維持し続けている同社は、1952年の創業から一貫して電気設備工事業に取り組み、その他にも建物の清掃・設備管理など行う総合ビル管理事業、機能を損ねずに建物の美観を向上させるリニューアル工事業、そして、近年ではビルオーナーに代わって出納業務や渉外業務を行うプロパティマネジメント事業も手掛けており、現在はこの4つの事業を柱に企業活動を続けている。一般的な電気設備工事会社では提供していない、施工後のビル管理や不動産運用といったサービスをワンストップで提供しているのがアキテムの大きな特徴である。
鯉渕健太郎氏が代表取締役社長に就任した翌年の2019年から始まった、プロパティマネジメント事業。単体での売上はまだ全体の数%だが、ビルメンテナンスやリニューアル工事につながるケースが多く、アキテムが手掛けている他の事業へ非常に大きなシナジーをもたらしているという。
プロパティマネジメントが正式な事業としてスタートするまで、アキテムでは創業当初から続く電気設備工事業、先代が着手した総合ビル管理事業とリニューアル工事業の3つの事業を柱にしていた。工事や設備点検業務といった目に見えるハードの部分を扱ってきたところに、不動産管理という目に見えないソフトの要素が強い事業が加わったことで、もともとあった3つの事業にも影響があらわれたという。
「それまで通りに建物の工事や管理をすればよいわけではなく、一つひとつに様々なベクトルが生まれました。我々に依頼されるお客様たちは、『アキテム』という一社として捉えていますから、現場ではそれぞれの部門間の高度なコミュニケーションが必要になったのです」
新たな領域の事業が加わり、現場で要求されることの変化に対応するため、アキテム内でセクションを超えた密な連携を取り合わねばならなくなったのである。
「建物のオーナーの方々にとっては『建てる』ことが目的ではありません。完成した建物を使って事業を営むことが目的です。建物の価値を保つためには、築年数や状態に応じて的確な判断と適切な対応が常に求められます。4つの事業がシームレスに連携していかねばなりません。そうすることで、建物全体のライフサイクルを考えながら、あらゆるフェーズに対応できる企業になると思います」
4部門で密に協力し、相乗効果を生み出しながら顧客に寄り添ったサービスをワンストップで提供するアキテム。鯉渕代表は、四位一体となることが業界内にアキテム独自のポジションを築くことになると考えている。
オンリーワンの企業へ、そして創業100周年へ向けて、アキテムの活動は続く。
(文章一部抜粋、完全版は書籍をご覧ください)