代表取締役社長 山田博文 専務取締役 山田 翔平
ヤマダインフラテクノス株式会社
日本の橋を守り続けていくという志に覚悟を持って、誇り高き挑戦を続けていきます
ヤマダインフラテクノス株式会社

URL

https://eco-yamadapeint.co.jp/

 

所在地

〈本社〉

〒476-0002

愛知県東海市名和町二番割中5-1

TEL 052-604-1017 FAX 052-604-6732

〈支店〉

東北・関東・北陸・浜松・静岡・名古屋・三重・関西

 

設立

昭和41年(創業昭和28年)

 

資本金

2,000万円

 

従業員数

140名(令和5年2月現在)

 

業務内容

鋼構造物塗装、各種橋梁補修、鋼構造物へのショットピーニング 他

 

経営理念

・人間性の追求

豊かな人間関係を構築し人に愛される企業であり続ける

・社会性の追求

社会的に信頼された常に引きを得られる企業であり続ける

・科学性の追求

新技術・新工法を創造し特化した製品と施工を提供する



高い志と不屈の信念で日本の橋を守りぬくオンリーワン企業
循環式ブラスト工法を駆使して「ゴミを減らして世界を変える」を実現

ヤマダインフラテクノス株式会社

代表取締役社長 山田博文
専務取締役 山田 翔平


1945年の敗戦から高度経済成長を経て奇跡の復興を果たした日本。この復興の一翼を担った社会インフラの1つに橋梁がある。人や物の移動には欠かせない橋梁はまさしく高度経済成長を支えた要であり、現代日本の発展とともに時を刻んできた。しかし時代の立役者であった橋梁も建設から半世紀以上が経過して老朽化が深刻化するなど、補修や保全の対応が急がれている。

そのような重要な社会インフラである日本全国の橋梁を守りぬくという使命感を抱き、社員一丸となって邁進している企業が愛知県にあるヤマダインフラテクノス株式会社だ。

代表である山田博文氏が開発した「循環式ブラスト工法」は、それまでの橋梁の塗り替え塗装工事の常識では削減が難しいとされていた有害産業廃棄物の排出量を、従来のわずか40分の1までに抑制することに成功するなど、その画期的な環境保全の取り組みは国からも高い評価を受けている。

ヤマダインフラテクノスの主な事業は高度成長期に造られて老朽化した橋梁を腐食予防と疲労耐久性向上などの高い技術力を使って補修・保全することだ。

元来は塗装業を行っていた同社が橋梁の仕事へと事業を転換していく中で、山田代表は次第にブラスト工法の大きな問題に気がついた。それは出されるごみ、いわゆる有害産業廃棄物の量が尋常ではないことだった。

また破砕の際に粉塵が出ることにより品質も低下し、その後、産業廃棄物の運搬・埋め立て・焼却することで発生する二酸化炭素の排出も環境のことを考えると看過できない問題だったという。

「そこで私たちは研削材を金属系に変えてブラストを行えば、産業廃棄物の量を大きく削減できるのではないかと考え「循環式ブラスト工法」を開発しました。金属系の研削材と塗装カスとを分離することに成功したのです」

この工法により、分離された金属系の研削材は連続供給装置を通じてまた現場で噴射されるため、廃棄するのは塗装カスのみとなるという。

また、普及の足かせにならないようにとあえて特許を取ることもせず、だれもが使用できるよう門戸を広げている。

「私たちは本気で循環式ブラスト工法を使ってゴミを減らして世界を変えていきたいと思っています。そして子や孫、未来の子供たちが安心して住める地球環境を残してあげたいと願っています」

橋梁の長寿化に貢献できる予防保全の技術についても新たな工法を確立。山田代表の息子であり専務取締役として敏腕を振るう翔平氏が取り組んだ、人材不足解消の起爆剤となった「ウシワカプロジェクト」を発足するなどたくさんの取り組みを行っている。

「ゴミを減らして世界を変える」を合言葉に、できないという固定概念から脱却し、国のため、さらには世界のために貢献し続けるヤマダインフラテクノスに、今大きな注目が集まっている。

「ゴミを減らして世界を変える」「豊かな日本のために橋を守り続ける」

この壮大な企業理念実現のために、ヤマダインフラテクノスの飽くなきチャレンジはまだ始まったばかりだ。そして今後も山田社長・山田専務を筆頭に社員一丸となって独自の道を邁進していく。

 

(文章一部抜粋、完全版は書籍をご覧ください)