理事長 留守 良太 / 院長 宮本 武
医療法人涼悠会 トメモリ眼科・形成外科
医療法人涼悠会 いわで宮本クリニック
患者さんに対しては、「断らないこと、すぐに診ること」を心掛けています
医療法人涼悠会 トメモリ眼科・形成外科

URL

http://www.tomemori-ganka.com


所在地

〒648-0073

和歌山県橋本市市脇5-4-23


TEL

0736-32-9358(眼科)


TEL

0736-39-1159(形成外科・美容外科)


アクセス

・南海高野線「橋本駅」下車。車約5分。徒歩約15分


診療科目

眼科一般、白内障、緑内障、網膜硝子体、日帰り手術、形成外科


設立

昭和48年


診療時間

<月・火・木> 9:00~12:00、15:00~18:00
<木・土> 9:00~12:00
<休診日> 水・日・祝


理念
地方でも高度な医療を受けられる最高水準の環境を整え、地域医療に貢献する

医療法人涼悠会 トメモリ眼科・形成外科 いわで宮本クリニック

URL

http://www.tomemori-ganka.com/iwade/


所在地

〒649-6248

和歌山県岩出市中黒1-3


TEL

0736-67-7208


アクセス

・京奈和自動車道「岩出IC」下車 県道63号線を南下→根来西交差点を右折→3つ目の信号を左折→3つ目の信号を左折→セブンイレブン岩出中黒店の交差点を左折してすぐ


診療科目

眼科一般、白内障、緑内障、網膜硝子体、日帰り手術、形成外科



設立

令和元年


診療時間

<月・木・金> 9:00~12:00、15:00~18:00
<水・土・日> 9:00~12:00
<休診日> 火・祝
医療法人涼悠会 梅北眼科

URL

http://umekita-ganka.com/


所在地

〒530-0011

大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪北館 B1F


TEL

06-7506-9523


アクセス

・JR大阪駅2Fデッキ直結


診療科目

白内障、緑内障、加齢黄斑変性、ドライアイ、オルソケラトロジー、眼科ドック、小児眼科、ボツリヌス治療、抗VEGF硝子体内注射


設立

平成25年


診療時間

<月~水・金・土・日> 10:00~13:00、15:00~19:00
<休診日> 木(祝日の場合は診療)
地方でも最新の医療を提供できる体制を整える
グループの3院で治療の質向上を目指す

医療法人涼悠会 トメモリ眼科・形成外科 理事長 留守 良太
留守理事長は1996年に院長に就任。3年後には手術室を増築。白内障と硝子体の日帰り手術を開始した。また2005年からは、従来入院が必要だった硝子体手術も日帰りで行うようになった。豊富な手術経験が形になり始めたともいえる。得意とする白内障では、ピントが合う距離が複数ある遠近両用の「多焦点レンズ」の手術を県下で初めて実施するなど、新しい事にも取り組んでいった。その成果が実を結び、2008年には厚生労働省の先進医療実施施設の認定を受けるに至った。「地域で最新の医療を提供する」という挑戦が晴れて認められた訳である。


医療機器についても積極的に最新のモデルを導入している。その1つが、「FLACS」(フェムトセカンドレーザー白内障手術)。レーザーを使った精度の高い切開が可能で、眼への負担が少なく術後の回復も早いという利点がある。「FLACS」をより精度が高く効果的に行うためのシステム「LenSx」(レンザックス=レーザー白内障手術装置)も導入している。1000兆分の1秒のレーザー照射により、人の施術よりも高精度な切開が可能だ。「目の中に入れる眼内レンズの固定性が良くなり、位置ズレも減少します。更なる発展が期待できる先進的な装置です」


そのほか、手術中に目の状態を計測し、その目に最も合った眼内レンズを選択する「ORA SYSTEM with ARGOS」(オラシステム=術中診断ツール)も使用。世界における一号機で、当時は日本で唯一の導入事例だった。各人に最も適したレンズを選択する精度を大きく高めるシステムである。単焦点、多焦点のレンズに使え、実際に高齢者の手術では評判になったという。


「地方で最新医療を提供する」ことが現実のものになっている。


レーザーを使った手術は患者の安心感にも繋がっている。「レーザーを使う」という説明が「目の手術は怖い」という先入観を和らげ、恐怖心を緩和しているようである。また、より安心して手術に臨んでもらうため、「低濃度笑気ガス麻酔」(笑気吸入鎮静法)も導入している。これは鼻から酸素と一緒に笑気を吸い込み、リラックスした状態をもたらす麻酔方法。子どもの歯科治療や無痛分娩などにも使用されている安全性の高い手法だ。患者のメリットになることを、とことんまで追求する留守理事長の姿勢がうかがえる。


白内障については「高精度で手術を行う全ての機器を揃えそれらを駆使して日々多くの治療、手術を行っている」と語る留守理事長。「当院で合わないレンズはないと言えるくらい技術と設備を整えています」
 常に向上心を持ち、最先端の機器に対する探究も怠らない。


留守理事長が心掛けていることは、「断らないこと、すぐに診ること」。地方で最新の医療を提供するという矜持が垣間見えるモットーだ。


(文章一部抜粋、完全版は書籍をご覧ください)



医療法人涼悠会 トメモリ眼科・形成外科 いわで宮本クリニック 院長 宮本 武
2019年には、和歌山県岩出市に「トメモリ眼科・形成外科 いわで宮本クリニック」を新たに開設した。院長の宮本武氏は留守理事長と同じ和歌山県の出身で、和歌山医科大学を中心に活動していた眼科医だったが、硝子体手術について話の合う医師同士、意気投合したのが縁となった。


いわで宮本クリニックは、「ただのかかりつけ医ではない所」を目指している。留守理事長が掲げる「地域で最先端の医療を提供すること」を目標にしている。


宮本院長が開業当初からこだわっているのは、「緑内障の早期発見を徹底すること」だ。40歳以上の20人に1人は緑内障の潜在的な患者と言われているが、その兆候を見逃さないようにしたいという想いがあった。緑内障の初期段階では、網膜の一部が薄くなる症状が現われる。しかしその変化を見つけるのはなかなか難しいという。失明の原因として最も多いのが緑内障。そのために早期発見で対処できるように心掛けている。「初診では40歳以上の方には可能な限りOCT(光干渉断層計)を撮るようにしています。OCTとは三次元撮影が可能な眼底の検査装置で、網膜が薄くなっているところを見つけることができ、結果的に緑内障の早期発見につながります」


早期発見、早期治療が大事だと言われる緑内障だが、白内障手術においても、早めの対処が効果的のようだ。「手術が怖い」と二の足を踏む患者は少なくないようで本院と同様、当クリニックでも手術の怖さを取り除く努力を惜しまない。


「当クリニックでは金属製のループ(輪っか)で水晶体を引っかけて切る『マイループ』を使用しています。やっている医院や病院はまだあまりないのですが、これを使うと進行した白内障に対しては、より安全に手術することができるので気に入って使っています」当クリニックでは、85歳以上で手術を受けた方の割合が約8%と比較的多い。


「少しでも手術をやりやすくできないかと考えています」


こうした院長の姿勢が患者の安心感、信頼感につながっているのだろう。宮本院長の信条は「何が来ても逃げないこと」だ。


「地方で最新の医療を提供する」という大きな目標を実現させ、さらにそれを維持し質向上を目指している留守理事長。宮本院長という同志を得て、その体制はますます強固になりつつある。(文章一部抜粋、完全版は書籍をご覧ください)