河野 正美
医療法人 済世会
患者の病が癒えた時、雨上がりの空にかかる虹を見た時のような 清々しい気持ちになってもらえる病院を作りたい
医療法人 済世会

URL https://kawano-hp.com/

河野名島病院

 

所在地

813 - 0043 福岡市東区名島4 - 28 - 53

TEL 092 - 681 - 5231

受診・入院相談専用窓口(フリーダイヤル)0120 - 33 - 2416

 

アクセス

JR 鹿児島本線「千早」駅より徒歩25

西鉄電車「名島」駅より徒歩8

福岡都市高速名島出口より車で5

※無料駐車場あり

 

受付時間

〈月~金〉900 1700

〈土〉900 1200

〈休診日〉日・祝

 

診療科目

精神科、心療内科、老年精神科、内科、歯科

 

設立1946

 

コンセプト

冷たい雨のあとに、心にかかるにじを。

医療法人済世会「にじいろプロジェクト」では、患者さんと私たち医療スタッフが一つの傘の下で寄り添い合い、やがて見えるにじを一緒に迎えられるよう安心と希望の医療を提供してまいります。


精神科を軸足に 「患者さんを含め世の中全ての人を救う」理念
80周年を目前に、時代に即した医療体制を再構築

 1946年、河野正医師によって福岡県糟屋郡に開設された診療所がルーツとなる医療法人済世会は、2026年に80周年を迎えた。父の跡を継ぎ、現在は河野正美理事長がグループの陣頭指揮を執る。人口減少や少子化など時代の変化に即した効率的な医療体制の構築と、河野理事長が掲げる「患者が雨上がりに見える虹を見て清々しさを感じられる病院づくり」を目指す「にじいろプロジェクト」の一環でもある。

 河野正医師は医療法人済世会を立ち上げ河野病院、河野名島病院を順次開設し、地域医療の基盤を整えた。正医師は医療だけでなく政界にも進出し、41歳で衆議院議員に当選。その後30年近くにわたり医療政策に携わった。正美理事長は父の政治活動中に東京で生まれ、小学校までは東京で過ごしたが、両親の選挙区である福岡へ戻った。高校生の時には父の病院を継ぐ決意を固め、愛知医科大学を卒業後、大学院進学や病院勤務を通じて医師としての経験を積み、1998年に河野病院の院長に就任。7年間、チーム医療を重視した会議や診療方針の共有に取り組み、患者一人ひとりを支える医療体制を構築した。

 2005年に理事長に就任した河野正美は、現場経験を踏まえた病院運営に軸足を移し、患者の幸福を実現する「にじいろプロジェクト」を推進。名称には「病が癒え、雨上がりの虹を見た時のような清々しい気持ちを患者に届けたい」という思いが込められている。このプロジェクトでは退院後の就労支援を目的とした作業所「にじいろベーカリー」の開設や、グループホームの増設・移設、プレミアムルームの設置など、患者の治療や社会復帰を支える取り組みが進められた。2012年には一時政界に転身し、衆議院議員として医療制度改善に尽力した後、2017年に理事長職に専念。政治経験を活かして医療現場の課題解決に取り組んでいる。

 2025年には本院閉院に伴う2院体制への移行によりスタッフ数も300名超から200名規模に減少したが、河野理事長は残ったスタッフへの責任感を強く抱き、病院運営を持続可能な形で再構築している。受診相談窓口を一本化しフリーダイヤル化することで、患者や家族、地域医療機関との連携を強化し、迅速な治療提供を可能にした。また、新たにレスパイトケア(短期入院による介護者支援)を導入し、介護負担軽減にも取り組む。外部スタッフの雇用にも工夫を凝らし、地元の女子硬式野球選手やインドネシア出身の人材を看護補助スタッフとして採用することで、多様な力を病院に取り入れ活性化を図っている。済世会は創設から80年を迎える節目の年、知恵を絞りつつ、新しい体制と挑戦を通じて地域に必要とされる医療を提供し続けようとしている。