宮内 健三郎
福伸電機株式会社
組織や個人に至るまで、明日の自分は今日の自分より良くあろうとする、 持続的成長企業を目指します
福伸電機株式会社

https://felco.co.jp/

 

所在地

〒679 - 2288

兵庫県神崎郡福崎町福田447 - 1 

TEL 0790 - 23 - 0811 FAX 0790 - 23 - 0822

 

設立 1961 年3 月(創業 1957 年7 月)

 

資本金 9,900 万円

 

従業員数 762 名(2025 年3 月1 日現在)

 

事業内容

自動車・二輪車部品、住宅機器、産業機器、関連部品等の製造、販売

自社商品の企画、開発、設計、製造、販売

 

経営理念

1.顧客第一の精神に徹し、価値ある商品を供給して、社会の発展に貢献する

2.優れた人材を多く育成して一流の企業とし、社業の繁栄と社員の幸福を築く


企画開発から製造販売まで一気通貫で 日本のモノづくりを支える持続的成長企業
“真・質重視の実践”により《経営の質》・《人間の質》・《仕事の質》を高め続ける

 民俗学者・柳田國男が『遠野物語』を著したことで知られる兵庫県神崎郡福崎町。その地に本社を構えるのが、1957年創業の福伸電機株式会社である。塑性加工(プレス加工)を原点に事業を興し、時代の要請に応じて金属接合、切削、表面処理、樹脂成形、さらには機器組立へと技術領域を拡張。設計から製造、販売までを一貫して担う体制を築き上げてきた。

 経営理念は「顧客第一の精神に徹し、価値ある商品を供給して社会の発展に貢献する」「優れた人材を育成し、一流企業として社業の繁栄と社員の幸福を築く」。三代目社長の宮内健三郎氏はこれをさらに進化させ、「真・質重視の実践」を掲げる。《経営の質》はコンプライアンス遵守と強固な財務基盤、《人間の質》は礼節や思いやり、当事者意識、《仕事の質》は基本を愚直に守る高品質なものづくり――この三位一体で企業と人の持続的成長を実現する考えだ。

 金融機関出身の宮内代表は2008年に入社。製造課長として現場に立ち、納期遵守や品質向上、原価低減に取り組みながら製造業の本質を学んだ。2022年の社長就任後も現場重視の姿勢は変わらない。同社の強みは、金型・治工具・設備を自社設計製作できる技術基盤にある。顧客のラフな構想段階から参画し、企画提案から量産まで導く対応力で「困った時の福伸さん」と厚い信頼を得ている。

 受託製品は自動車、航空機、住設、産業機器など幅広い。売上の過半を占める自動車分野では、EV化という大転換にも柔軟に対応。内燃機関向け小型部品から大型電動部品へと変化する中でも、培ったプレス・加工技術と人材力で新領域を切り拓く。航空機分野ではJISQ9100Nadcap認証を取得し、エンジンの重要部品を製造。非破壊検査を前提とした高度な品質管理体制で、命を預かる製品づくりに挑む。

 自社製品も存在感を放つ。養殖用自動給餌機は改良を重ね国内高シェアを確立。AIITを活用した遠隔給餌管理システムにより、フードロス削減や省人化を実現する。高齢者向け電動カート「ポルカー」は累計3万台超を販売し、衝突防止機能も搭載。さらに医療教育向け外科手術練習キットを大学と共同開発し、将来的な医療分野参入を見据える。

社員約760名(派遣含め約950名)を擁する同社は、交通立ち番や清掃活動、地域行事への参加など地元貢献にも積極的だ。人材育成では約40講座の「Fukushinアカデミー」を展開し、中堅が若手に教える循環型教育で技術を継承。さらに顧客への「感動対応」を掲げ、細やかな心配りで信頼を積み重ねている。

「昨日より少しでも成長する企業でありたい」と語る宮内代表。真・質重視を軸に、顧客と地域、そして社会に貢献する歩みを着実に続けている。