大和 竜一
パナレーサー株式会社
当社のタイヤ、チューブが、事故の無い『安心』『安全』をお届けすると共に、 お客様の日々の生活に『喜び『』楽しみ』をもたらすことを企業理念としています
パナレーサー株式会社

https://panaracer.com/

 

所在地

〒669 - 3464

兵庫県丹波市氷上町石生250

TEL 0795 - 82 - 6563(代)

 

設立1952 年

 

資本金1,000 万円

 

従業員数137 名(2025 年1 月現在)

 

事業内容

自転車用タイヤ・チューブ、サイクル用品、他の製造販売

 

経営理念

私たちは、世界文化の発展に貢献するため、付加価値のある製品やサービスをとおして、世界中の人々に、「喜び」と「楽しみ」、そして、「安心」「安全」をお届けします。


旧態依然とした風土から大きな躍進を遂げた 自転車タイヤ・チューブ専業メーカー
積極的なSNS発信やイベント開催が日本で唯一無二の価値を生む

 パナレーサー株式会社は自転車用タイヤとチューブの専業メーカーとして日本唯一の存在であり、2022年に創業70周年を迎えた歴史あるオンリーワン企業である。すべてメイドインジャパンの高品質だ。地域密着型のライドイベントは全国から参加者が集まり、地域創生にも貢献している。

 代表取締役社長の大和竜一氏は、足利銀行時代のホテル再建事業やソフトバンク・インベストメントでのベンチャー企業支援、老舗日本酒メーカーの再建など、数々の中小企業再建の実績を持つ。その経験を元に2020年にパナレーサーの社長に就任。就任当時は、元大企業のグループ会社時代の体制が残っており、潜在力が十分に活かされていなかった。しかし、大和社長は「人の心を変革すること」が企業改革の鍵であると考え、社員の意識改革を重視した。

 2021年には社名ロゴを刷新。ターゲット層を若年層へと変更し、若手社員にSNS運用を任せることで自社製品の魅力を広く発信。絵本の出版や取材対応など、SNS以外の発信活動も行い、社外への情報発信と社員のモチベーション向上の両立を図った。

 国内市場では、就任時に5%程度だったロードバイク用タイヤのシェアを回復させるべく、基幹商品をリニューアル。新商品「Panaracer AGILEST」や、10周年を迎えた「GRAVELKING」の刷新によって国内シェアを約20%まで伸ばした。大和社長は社員たちの個別ノウハウを統合し、商品開発をプロジェクトマネジメントしつつ、パッケージデザインまで戦略的に主導した。

 同社のライドイベントは、地域活性化にも貢献している。北海道ニセコ町でのイベントは、初回100名から2024年には約650名が参加する盛況ぶり。社員も運営やサポートライダーとして参加し、地域との交流を深めながら自社製品のPRと文化普及を同時に進めている。

 海外市場にも積極的に展開を進め、中国ではロードバイクユーザーへの認知向上を図りつつ、地元イベントの開催も検討中。アメリカでは販売会社を設立し、eコマースを軸に展開。グラベルライド用タイヤ「GRAVELKING」を世界中のライダーに届けることを目指す。

 大和社長は、「仕事にやりがいを持ち、楽しむことこそ良い仕事の鍵」と語る。社員には自由な発想で挑戦する環境を与え、全員が生き生きと働き、国内外でパナレーサーのブランド価値を高めている。企業理念である「喜び・楽しみ・安心・安全」を届ける使命を胸に、同社は日本のみならず世界のサイクル業界を牽引し続ける。