深田 理恵
深田電機株式会社
ペロブスカイトの普及に寄与し、エネルギーの自給自足を実現したい!
https://fukadadenki.co.jp/
所在地
〒461 - 0026
名古屋市東区赤塚町28
TEL 052 - 931 - 8111 FAX 052 - 931 - 8002
設立 1921 年12 月(設立 1947 年10 月)
資本金3,200 万円
従業員数106 名
事業内容
電設資材の販売及び付帯工事、カーボンニュートラルコンサルタント
社是
for your life, for our globe
国や業界に先駆けた施策と社員の才能開花により一流企業へと成長する
愛知県名古屋市の味噌たまり醸造の名家、深田家。その分家に当たる深田鉦太郎氏が大正時代の1921年に電気器具を販売する深田商店を創業したことが、現在の深田電機株式会社の原点となる。鉦太郎氏はアイロンやスタンド、自転車ランプや懐中ランプの小売りを行い、自作の電気自動車を走らせるなど、新しい技術への探究心に富んでいた。
第二次世界大戦後の1945年、鉦太郎氏の死去に伴い、息子の耕一氏が深田商店を引き継ぎ、1947年に深田電機株式会社として改組。三代目の深田理恵代表は、「父は堅実で和を尊ぶ人。母と共に会社を大きくしてくれた」と振り返る。耕一氏の時代に数々の事業所を開設し、卸問屋・代理店ルートを確立したことが、同社の礎となった。
深田代表は1979年、大学で学んだプログラミングを活かし、社内システム開発を担当。約17年かけて基幹システム「マルチオン」を完成させ、現在も活用される。この経験を経て、単なる電材卸しから「環境ソリューション企業」を目指す方針を打ち立てた。「子育てを通じて環境破壊への危機感が強まり、地球を美しいまま残す企業を目標にした」と話す。2000年には社是を「for your life, for our globe」と定め、社員やユーザーの生活と地球環境を同時に守る理念を掲げた。
2005年に社長に就任した深田代表は、営業経験がない中で「社員の給料を上げること」を最優先課題とし、売上50億円突破を2013年度に達成。その過程で「無理と思える目標設定」が社員の潜在能力を引き出すきっかけとなった。売上増に伴い、「一流企業並みのボーナス」「国家公務員並みの給与」「社員のライフステージに合わせた働き方」の三本の矢を策定し、社員満足度の向上を実現。
環境面でも積極的に取り組み、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)での本社建築や、省エネ補助金制度の専門相談員設置、中小企業版SBT認定取得など、常に時代の先端を走る。さらに育児支援制度や子ども食堂支援も実施し、社員が胸を張って働ける環境を整備した結果、離職率は低く、優秀な人材が集まり続ける。
2025年4月現在、娘の亜矢子氏が次期代表としてDX化を推進。深田代表は「ペロブスカイト太陽電池の普及でエネルギー自給自足を目指す」と語る。住宅で自宅発電を可能にすることで、災害時でも生活を守り、火力や原子力に依存しない持続可能な社会の実現を目指す。鉦太郎氏の創業、耕一氏の基盤構築、深田代表の発展、そして亜矢子氏による新事業創出――深田電機は、社会と地球環境の両方に貢献する企業として、未来へと歩みを続ける。