賀川 裕司
株式会社ケーウィル
まちづくりを実践し、体感してもらうこと。 これが私の、シチズンプライドを醸成するためにできることです
https://www.kwill.net/
所在地
〒370 - 0046
群馬県高崎市江木町398 - 3
TEL 080 - 4451 - 1332
設立 2023 年6 月1 日
資本金 300 万円
事業内容
企業の経営やマーケティング、営業等に関するコンサルティング、不動産の売買、仲介、賃貸及び企画管理業、飲食店の経営及び物品の販売
企業理念
・パーパス
人と食と住の持つ力のハーモニーにより、ウェルビーイングなまちづくりにつなげていく
・ミッション
人の持つ個性を生かし、食と住含むそれぞれがいい味を出すための探求により、人と未来に貢献する
・ビジョン
笑顔で元気にするまちづくり
・バリュー
挑戦し続ける姿勢でトランスフォーメーションを実践する
1. コミュニケーションとネットワークを通し地域社会に貢献する
2. 個性を活かし、その発揮を促進する
3. 創造により、挑戦し続ける行動力を養う
美味しくて健康になるスイーツや産学官民連携への参画など様々な施策
災害大国・日本にあって比較的自然災害が少なく、穏やかな暮らしの環境が整う群馬県中南部。この地でコンセプトタウンの運営などを手がけるのが、株式会社ケーウィルである。代表の賀川裕司氏は、「“ケー”は私のイニシャル。“ウィル”は意志や未来。『意志を以て未来を創る』という想いを込めた社名です」と語る。同社の根幹にあるキーワードは“ウェルビーイング”。身体・精神・社会的に満たされた状態を指すこの概念を軸に、人と人とのつながりを育むまちづくりを実践している。
香川代表は従業員2万人超の大手電子部品メーカーで定年まで勤め上げた。企業の看板に頼らず「賀川という人間で評価されたい」との思いから、在職中よりマーケティングや経営理念を学び、戦略にも深く関わってきた。転機は2017年の地域イベント登壇。中小企業経営者らの生の声に触れ、「社会課題を解決するビジネス」の必要性を痛感する。2023年5月に定年退職し、翌6月1日に同社を起業。65歳での挑戦だった。
同社のパーパスは「住・食・人のハーモニーでウェルビーイングなまちを創る」こと。中でも最も重視するのが“住”である。安全で誇りを持てる住環境は人生の基盤になるとの考えから生まれたのが、和と園と憩いのまち「蒼海宿」だ。前橋城を想起させる外観と宿場町の趣を融合させ、旧養蚕農家をモチーフにした戸建て賃貸住宅5棟を整備。白壁と木目の外観、檜の内装、家庭菜園用の畑や物見櫓、充実のセキュリティとIT環境など、心を掴む住空間を実現した。空きが出れば即座に入居希望者が現れる人気ぶりである。
“食”の拠点として2024年に開業したのがテイクアウト店「蒼海宿あかり」。無添加志向と地産地消を掲げ、規格外野菜も活用しながら独創的な惣菜やスイーツを提供する。低カロリー・低GIのさつまいもラテやフルーツヨーグルトケーキは「食べるほど健康に近づく」を体現する商品。Eコマース化も可能だが、「直接手渡しで笑顔を見たい」と店頭販売にこだわる。
さらに、幼稚園と連携した“体験型おにぎり”や体験農場など、非認知能力を育む教育活動も展開。子どもたちが買い物や栽培を体験し、自信を育む場を提供している。防災コンサルティングや産学官連携による未来都市構想も進行中で、目指すのは地域への誇り――シチズンプライドの醸成だ。
経済価値だけでなく社会価値を重視する時代へ。ウェルビーイングを指標に、住む人が幸せを実感できるまちを創ること。それが香川代表の描く未来であり、ケーウィルの挑戦なのである。