浜口 稔
株式会社JRC
自動化技術、現場力、ものづくりのノウハウを活かし、 社会の「不便」「不足」「不安」を解決することがJRC の使命です
https://corp.jrcnet.co.jp/
所在地
〒550 - 0011
大阪市西区阿波座2 - 1 - 1 CAMCO 西本町ビル 6F
TEL 06 - 6543 - 8680(代表) FAX 06 - 6543 - 8681
創業 1961 年4 月
(設立 1965 年4 月 浜口鉄工株式会社、1991 年3 月 株式会社JRC)
資本金 1 億3141 万5 千円(2024 年3 月13 日現在)
従業員数 約340 名
事業内容
コンベヤ部品の設計・製造・販売及びコンベヤ設備の運用改善・メンテナンス
ロボットを活用した自動設備などの設計・製造・販売
企業理念
vision(⽬指す姿)
世の中の「不」をなくす。
mission(使命・存在価値)
時代が直⾯する課題を解決し、社会発展の基盤づくりに貢献するソリューションを創
造しつづける。
Slogan(ブランドの合⾔葉)
発見を、発展へ。
社会課題を解決するロボットSI、環境プラント、海外展開でさらなる飛躍へ
大阪市に本社を構え、屋外用コンベヤ部品業界で国内トップシェアを誇る株式会社JRC。1961年の創業以来、コンベヤ部品の製造一筋に歩み続けてきた。同社の大きな転機となったのが、1989年に日本で初めて導入したコンベヤローラの自動組立ラインである。高精度かつ大量生産を可能にしたこの革新により、品質の安定化と供給力の飛躍的向上を実現。業界内で確固たる地位を築く礎となった。
主力製品である屋外用コンベヤローラは、製鉄、セメント、砕石、発電所、水処理施設、さらにはトンネルやダム工事といった社会インフラの現場で使用されている。粉塵や水分にさらされる過酷な環境下でも安定稼働が求められる中、同社が独自開発した非接触型「ラビリンスシール」は高い評価を得ている。迷路状の構造によって異物の侵入を防ぎ、内部ベアリングを長期間保護。耐久性を大幅に高めると同時に、シール部を含め全て鉄製とすることで分別不要のリサイクルを可能にし、環境負荷低減にも貢献している。
三代目社長の浜口稔氏は、2008年のリーマンショックを機に経営の方向性を大きく転換した。それまでの代理店中心の「待ちの営業」から脱却し、顧客の現場を訪問して課題を掘り起こす「ソリューション営業」へと舵を切ったのである。現場では、ローラの摩耗だけでなく、搬送物の落荷や付着、ベルトの蛇行といった設備全体の非効率が生産性や安全性を損なっている実態があった。そこで同社は、落荷防止リターンローラや掻き取りユニットなどを組み合わせた最適提案を実施。原材料ロスの削減、生産性向上、作業環境の安全確保を同時に実現してきた。その結果、国内シェアは52%にまで拡大している。
2018年には、自社工場の自動化で培った技術を基盤に、ロボットSI事業「ALFIS」を立ち上げた。食品・医薬品業界を中心に、ロボットの選定、設計、導入、保守までを一貫して支援。高速ピッキングシステムによる生産ロス削減や、計量・撹拌工程の自動化による品質安定化など、人手不足や衛生管理強化といった社会課題の解決に貢献している。単なる機器販売ではなく、工場全体の最適化を図る点が強みだ。
さらに同社はASEAN地域を中心に海外展開を加速。タイやインドネシアで実績を重ね、2024年にはタイのIFM社をグループ化し、現地ネットワークを強化した。加えて、ゴミ処理や水処理施設向けの環境プラント事業を独立領域として強化し、持続可能な社会づくりにも取り組んでいる。
「挑戦と即行」を行動指針に掲げ、「世の中の『不』をなくす」というビジョンを追求するJRC。顧客もまだ気づいていない課題を発見し、発展へと繋げるソリューションを創出し続けながら、産業と社会の未来を力強く支えている。