西村 幸太郎
豊前総合法律事務所
法律事務所は“ 定着” した時が本当の始まり。 3年の間に仕事も増え、信頼関係も構築できました
U R L h t t p s : / / w w w . b u z e n l a w o f f i c e . j p /
所在地
〒828 - 0028
福岡県豊前市青豊19 - 14 スペースI
TEL 0979 - 53 - 9106
アクセス
JR「宇島」駅より車で6 分
受付時間
〈月~金〉9 :0 0 ~ 1 8 :0 0
〈定休日〉土・日・祝
※事前相談にて時間外対応可能
業務内容
交通事故、相続、離婚、後見、債務整理、破産管財等、労働問題、企業法務、刑事事件、少年事件、その他
設立
2 0 1 6 年
経営理念
「奉仕のための練達」
「地方を愛する心を基礎とした、高品質なリーガルサービスの継続的提供を通じて、顧客の①利益の最大化と成果の創造、②安心できる日常や本業に専念できる環境の提供、③生涯の学びを支援できる法教育に貢献し,全所員の物心両面の幸福の追求と、納税による公共の福祉への貢献、何よりこの地方の活性化に寄与し続けることを目的とします。」
インフラの1つとして、法律サービスが受けられる社会に
福岡県豊前市に拠点を構える豊前総合法律事務所は、2025年で開業から9年目を迎える。所長の西村幸太郎弁護士は、弁護士過疎地域だった豊前の地に「骨をうずめる覚悟」で赴任し、地域密着型の法律事務所として信頼を築いてきた。長崎県出身の西村氏は、都会よりも自然と歴史に囲まれた地方の環境を好み、「ゼネラリスト」として幅広い相談に対応する地方弁護士を志した。
弁護士を目指すきっかけは、中学時代に観た映画『評決 のとき』。言葉の力で人を救う弁護士の姿に感銘を受け、法学の道へ進んだ。熊本大学法学部卒業後、司法試験に2度目の挑戦で合格し、九州弁護士会連合会が管轄する「あさかぜ基金法律事務所」で研鑽を積む。2016年には日本弁護士連合会が支援する「豊前ひまわり基金法律事務所」の所長に就任。任期終了後も豊前に残ることを決意し、2019年に現在の事務所名へ改称し、個人事務所として再スタートを切った。
開業当初は売上がわずか8万円という厳しい状況だったが、地元の役所や商工会議所に足を運び、勉強会などを通じて信頼を獲得。現在では地域の法律インフラとして、交通事故、相続・遺言、企業顧問など多岐にわたる業務を展開している。特に交通事故は地方特有の課題であり、被害者の負担軽減に尽力。相続分野では「終活」の一環として遺言の重要性を説き、安心して人生を終えるための支援を行っている。企業顧問業務では、経営者が本業に専念できる環境づくりを法的側面から支えている。
印象深い事例として、山間部の共同受信設備の撤去に関する地域問題では、住民との集会を重ねて合意形成を図り、工事費の調整やカンパの呼びかけなどを通じて半年かけて解決に導いた。また、遺言による財産相続を巡る銀行との訴訟では、依頼者の妻のために裁判を起こし、遺言の有効性を認める判決を勝ち取った。こうした事例を通じて、「地元に弁護士がいるからこそ解決できる問題がある」と実感している。
西村所長は「弁護士事務所は地域社会のインフラ」と位置づけ、いつでも気軽に相談できる環境づくりを目指している。事務所の理念は「市民に力を」、ビジョンは「最高峰の地域密着型法律事務所」。専門家の助言を身近に受けられる社会こそが理想であり、事前対策型の法務サービスの提供が地域の安心につながると考えている。
将来的には、地方で弁護士として成功するためのノウハウを体系化し、同じ志を持つ若手弁護士に提供したいという夢を描いている。地方でのびのびと活動できる弁護士を増やすことで、地域に根ざした法律サービスの充実を図りたいという思いがある。西村所長の挑戦は、豊前の地から新しい弁護士像を生み出す可能性を秘めている。
(文章一部抜粋、完全版は書籍をご覧ください)