小畑 貴志
株式会社エム・イー
バイタルの常時管理はシステムで担える ことが当たり前だと言われるような医療 を作り上げたいと思っています
株式会社エム・イー

https://kkmep.co.jp/

 

所在地

388 - 8007

長野県長野市篠ノ井布施高田823 - 7

TEL 026 - 290 - 7155 FAX 026 - 290 - 7156

 

設 立 1989

 

資本金 1,000 万円

 

従業員数 100

 

事業内容

高度医療機器卸業、DX コンサルティング事業、電子カルテ事業、人材紹介事業

 

経営理念

循環器領域を通して、日本の地域医療をよりIT 化にすることによって患者様がより安心できる医療の仕組みを創造し貢献する


ITシステムを活用した次世代の地域医療を模索
ビジネスを通じて地域振興への貢献も重視 バ

小畑貴志氏が社長を務める株式会社エム・イー。循環器系の高度医療機器の卸ビジネスを手掛け、電子カルテなどITを活用したシステムを、医療現場の効率化や経営の効率化を模索する医療機関へ提供する事業にも力を入れている。

「心臓血管外科」分野を伸ばし、東京支店も開設。現在の売上規模は15億円程度にまで拡大。売上の約90%を占める主力事業である医療機器の卸ビジネスが堅調で、新規分野の開拓も結果が伴ってきた。

しかし国の方針で「保険償還価格」改訂の下落率が大きくなり、売上拡大を目指すことが難しい状況となった。そこで新たな強化策に選んだのが、医療現場の効率化をサポートする新規事業である。医療向けのDX(デジタルトランスフォーメーション)商材とも言える。ITを用いて、既存の医療現場の運営を効率化するのが目的のシステムである。

現在エム・イーでは、島田総合病院とエスパイオン・メディカルテクノロジーが開発した2つのシステムの普及を進めている。1つ目は安定的な病院経営と地域連携のためのITソリューション「HAMIS」(ハミス)、2つ目は通院・在宅医療/介護協力クリニック用ソリューション「CAMIS」(カミス)だ。前者は総合病院向け、後者はクリニック向けのシステムである。ペーパーレス化した電子カルテを活用しIT化して、医療従事者の負担を軽減する仕組みだ。このシステムの精度が高まれば、看護師1人で5人の患者を診ていた状態から、1人で10人の患者を担当することも可能になるかもしれないという。煩雑な業務をITが肩代わりすることで、生身の看護師が自由に動ける時間が確保できるようになる。システムは病院内だけで完結することなく、患者の自宅やケアマネジャーなど外部と繋げて地域医療全般をカバーするなど、その可能性は無限大だ。

「当社には、『医療をITで繋ぐ』『大きな病院から末端の在宅医療までを繋げていく』という大きなビジョンがあります。在宅でも安心して過ごせる環境を作れるのはITしかないと考えています」と小畑代表は今後の抱負を語る。

これからは、たとえば寝たきり患者への対応であれば、看護師などが担っていた心電図や体重、血圧などバイタルの常時管理もシステムで担えるよう、その適用範囲と精度を高めていく必要があると考えている。

「地域と医療への貢献」を目的に、循環器に携わる看護師向けの研修会も定期的に開いている。現在までに、のべ約5000人が参加した。

療DXの普及、実現を目指したシステムの本格的な販売拡大はこれからである。次世代の新しい医療システムの構築を目指して、小畑代表の挑戦は続く。

 

(文章一部抜粋、完全版は書籍をご覧ください)