管理者・病院長 沼田 裕一
横須賀市立うわまち病院
医療従事者と患者双方にとって、 日本の医療が良いものであるという認識に 変えていきたい
URL
https://www.jadecomhp-uwamachi.jp/
所在地
〒238-8567
神奈川県横須賀市上町2-36
TEL 046-823-2630 FAX 046-827-1305
アクセス
京浜急行電鉄「横須賀中央」駅より徒歩約12分
診療時間
〈月~土〉8 : 30~11 : 30
〈休診日〉日・祝
診療科目
総合内科、総合診療科、精神科、脳神経内科、糖尿病・内分泌代謝内科、アレルギー・膠原病内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、腎臓内科、小児科、外科、整形外科、脊椎・脊髄外科、形成外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、小児外科、消化器外科、乳腺外科、皮膚科、泌尿器科、産科、婦人科、耳鼻いんこう科、眼科、放射線科、麻酔科、リハビリテーション科、救急科(救急総合診療部)、救急科(集中治療部)、病理診断科
設立
2002年
病床数
417床
管理運営
公益社団法人地域医療振興協会
理念
私たちは、優しい心、深い知識、高い技術をもって安全に配慮した、良質な医療を提供し、地域社会に貢献します
日本の医療が正当に評価される明日を目指して
〝私たちは、優しい心、深い知識、高い技術をもって安全に配慮した、良質な医療を提供し、地域社会に貢献します〞
救命救急センターを備え地域医療支援病院として横須賀市を支え続ける、28の診療科目と417床を有する横須賀市立うわまち病院の理念である。院長の沼田裕一氏は「病院は病院らしく」という想いで同院を運営する。この想いは、良質な医療を提供し、地域社会に貢献するための源となるものだ。
「〝特化〞〝機能分担〞〝診療連携〞、これらが今最も大切にしている病院運営の柱です。我々は病院だからこそ可能な手術や検査、治療に特化して、診療所と機能を分担する。そのためにお互いを尊敬し、患者を紹介しあえる、診療連携ができる関係を構築することが肝心です。これは患者さんの利益にも繋がります」
2015年には自治体立優良病院総務大臣表彰を受賞した。しかし沼田院長は、これに満足せず先の問題を見つめ、更に改革を続けていく。
そんな同院は2025年3月1日に新築移転し、最新のハイブリット手術室、屋上には災害や救急への対応を強化できるヘリポートなどを備える予定だ。地域医療を支える同院の、更なる活躍に期待が膨らむ。
総合診療医の役割は、集中治療や救急と比べれば地味な仕事だ。しかし、1対1ではなく1人で何十人も診察を行い、チームを纏め上げ、所属する様々な職種の医療従事者に指示を出すような総合診療医の仕事は、病院がより病院らしくあるために不可欠な存在である。
今後の展望を「日本の医療が国民から受けている評価を改善すること」だと沼田院長は語る。WHOによると、日本の医療は世界で一番治療成績が良くアクセスが容易だ。しかし、国民から見た医療に対する評価は最低。コロナ禍では「補助金をもらえるから診療している」と謂れのない中傷も受けたという。
「補助金が出るという話がない頃から対応しています。それなのに、金の亡者のように言われているのです」。医療従事者自身の身も危ない中、精魂込めて治療に当たった事実を否定されたような、忸怩たる想いが伝わってくるようだった。
「医療従事者と患者双方にとって、日本の医療が良いものであるという認識に変えていきたい。世界で一番良いと言われる医療を提供している我々が、世界で一番酷い評価を受けている現状を改善していかなければ、職員たちに申し訳ありません。彼等の未来のためにも日本の医療が正当に評価されるよう努めていきたいと思います」
日本の医療と職員、そして患者の未来のために意識の革新を目指す沼田院長。その意気が未だ乖離ある医療と患者の認識の差を埋め、彼らの明日を明るく照らし、導いていく。
(文章一部抜粋、完全版は書籍をご覧ください)