院長 田所 園子
医療法人社団西日本平郁会 𠮷田クリニック
患者さんと真っ直ぐ向き合う姿勢を大切に、 お互いが自然体でいられるように心掛けて います
医療法人社団西日本平郁会 𠮷田クリニック

URL

https://ycl.or.jp/

 

所在地

〒464-0081

名古屋市千種区谷口町4-5 プレステージ千種 七番館1F

TEL 052-723-0018

FAX 052-723-0019

 

アクセス

名城線「砂田橋」駅より徒歩13分

バス「谷口」停留所より徒歩4分

 

診療時間

訪問診療

※24時間対応

〈月~金〉9 : 00~18 : 00

※外来は月・水・金10 : 00~12 : 30

(電話による完全予約制)

対応可能地域

愛知県名古屋市千種区、昭和区、名東区、守山区、東区、瑞穂区、天白区、緑区

(そのほかの地域については応相談)

 

診療内容

【対応可能科目】

内科、緩和ケア外来、精神科

 

設立

2000年 4月

 

院長挨拶

緩和ケアは単に痛みをとることではありません。医師、看護師等多職種がチームとして関わ

り、患者様の生活の質を向上させる取り組みです。お話をしっかりと伺いながら患者様やご家族のやりたいことを叶え、できることを増やしていきたいです。


医師として、がん患者として、患者の 秘められた願いと向き合う訪問診療医
“がんサバイバー”だからこそ実現できる緩和ケアを目指し続ける

 高齢化社会の進展と共に訪問診療へのニーズも高まり、「慣れ親しんだ自宅で最期の時を迎えたい」と望む患者は多い。しかし、「まだまだ訪問診療は広く知られておらず、そうした声に応えきれていない」と語るのは、𠮷田クリニックの田所園子院長だ。実は自分自身が子宮頸部腺がんの〝がんサバイバー〞でもある。

𠮷田クリニックを頼る患者の中には、いよいよ手の施しようがなくなり、自宅で最期を迎えたいと望む者も多い。そんな状況であってもベストを尽くすのが田所院長の信条だ。

「たとえ息を引き取る直前であっても、患者さんやご家族が希望するなら自宅で過ごしてもらうべきだと考えています。そんな『たった10分の主治医』であってもご家族がどんなに喜んでくれるか、私たちはよく理解しているつもりです」

 とはいえ、決して訪問診療のみに固執しているわけではない。重要なのは、「患者の願いに応じて最適な医療を提供することだ」と力説する。𠮷田クリニックは訪問診療を提供しつつ、緩和ケア外来も備えており、患者や家族の多様な願いに応えられる点も大きな強みだ。

「『医師や看護師が常にいる空間の方が安心できるから』と入院を選ぶ人もいますので、必ずしも在宅をおすすめしているわけではありません。ただ、どちらを選んだ場合でも、迅速かつ最適なオーダーメイド型の医療を提供できるようにするのが私たちの考えです」

「緩和ケアは決して、痛みを取り除く薬を投与するだけではありません。とにかく『今、あなたが何をしたいのか』を聞かせてほしいと強く願いますし、その願いに全身全霊で応えたいです」

 数多くの看取りを経験してきた田所院長。終末期の患者は、病状が予想以上に早く急変することも珍しくはない。その結果、家族とのお別れが果たせない事例も数多くあるのが現実だ。「もっと早く見立てをして患者や家族に伝えていれば、と悔やむ事例も多々あります」と田所院長は自身を戒める。患者や家族にとって極めて重大な話であるだけに、「どのように伝えるか」といった難問も避けては通れない。

「知りたい人だけに適切に伝えるのは本当に難しいことです。でもその難しさから逃げないで、伝えるべきことは忖度せずに伝える、というのが私のやり方です」

 時には未成年の家族が相手であっても、患者の病状や死期を包み隠さず明かすという田所院長。そうした情報は患者側の責任者である「キーパーソン」のみに伝えることが一般的だと言われる中で、彼女の手法は稀だと言える。

 医師として患者として、自分だからこそ実現できる訪問診療と緩和ケアを模索しながら、田所院長は今日も現場に立ち続けている。

 

 

(文章一部抜粋、完全版は書籍をご覧ください)