院長 夏越 祥次
医療法人玉昌会 加治木温泉病院
最も重要なのは、患者さんの生き方を尊重すること。どんな状態の患者さんであっても、その人らしい生活が送れるように分け隔てなく医療・支援を行っていきたいです
医療法人玉昌会 加治木温泉病院

 

玉昌会グループhttps://www.gyokushoukai.com/

医療法人玉昌会 加治木温泉病院https://www.kjko-hp.com/

 

所在地〒899-5241

鹿児島県姶良市加治木町木田4714

 

TEL 0995-62-0001

FAX 0995-62-3778

 

アクセス

JR 日豊本線「加治木」駅より徒歩20 分

南国交通「加治木インター前」停留所より徒歩5 分


設立

1978 年

 

診療科目

内科、腎臓内科(人工透析)、リハビリテーション科、整形外科、脳神経内科、脳神経外科、消化器内科、消化器外科、外科、肝臓内科、循環器内科、糖尿病内科、耳鼻咽喉科、頭頚部外科、皮膚科、泌尿器科、心療内科、歯科、もの忘れ外来、ボトックス外来、頭痛・認知症・しびれ外来、睡眠時無呼吸症候群外来、補聴器外来、禁煙外来、漢方外来、訪

問診療(内科・歯科・リハ)・通所リハも実施

 

診療時間

〈月~金〉9:00 ~ 12:00、14:00 ~ 17:30

〈土〉9:00 ~ 12:00 

〈休診日〉日・祝

 

理念

基本理念 「いつまでも健やかに… ――私たちの願いです」

行動指針「低賞感微」に沿った医療・介護サービスを提供します。


〝低賞感微〟の行動指針を基に〝地域包括ケアシステム〟の推進を目指す
病院、クリニックや施設のみならず、地域住民全体で取り組むからこそ意味がある

玉昌会グループは、ウェルネス(健康増進)や介護、子育て支援に健診、医療の5つの要素を総合的に提供する。会員制フィットネスクラブ事業や、社会福祉法人幸友会かずみ保育園、子育てサロン、院内託児所チェリッシュキッズルームを運営。

介護では、鹿児島地区には、住宅型有料老人ホームほりえ、看護小規模多機能型居宅介護麗や星の街など。姶良地区には加治木温泉病院介護医療院、介護医療院おはな、看護小規模多機能型居宅介護とまり木、お福、住宅型有料老人ホームおはな別館、グループホーム花いちもんめ、木もれ日などが設立されている。

医療では、鹿児島地区ではキラメキテラスヘルスケアホスピタル。トータルウェルネスセンターも併設されており、いまきいれ総合病院と室内連絡通路で連結。「地域完結型」医療介護システムを提供する日本で初めてのモデルである。

そして姶良地区の病院こそが、加治木温泉病院だ。回復期病棟や地域包括ケア病棟、慢性期病棟を取りそろえ、リハビリ施設や人工透析まで完備。院長の夏越祥次医師は患者目線の医療提供に心を砕く。

内科や外科など17の診療科目に、もの忘れ外来やボトックス外来など7つの専門外来を設けている。義肢装具部門では、常勤の義肢装具士が患者に合った装具を作成。地域リハビリ広域支援センターでは、リハビリ関係従事者に対する研修や、地域住民からの相談対応もリハビリ推進の一環として行う。

さらに〝航空身体検査〟も実施。航空機を操縦するためには国土交通省指定の医療機関で身体検査を受けるよう義務付けられている。加治木温泉病院は2010年に国土交通省の指定を受け、2015年にはアメリカ連邦指定の航空身体検査機関として認定。日本と世界を繋ぐパイロットを医療面で支えている。

病院を単なる医療施設としてではなく、地域の中でも役割を担う存在であると考えている夏越院長は、「実は今、当院を分割する計画を立てています。回復期病棟を中心に、地域包括ケア病棟や慢性期病棟、療養病棟をそれぞれ分割し、各機能の明確化を図った上で、軽度の救急患者を滞りなく受け入れられる体制を作っていきたいです」

夏越院長の好きな言葉は〝水滴石穿〟。一滴の水量は少なくとも、それが積み重なればやがて石をも穿つ力になる、という意味の四字熟語だ。

これまでも外科手術手技を着実に積み重ねてきた夏越院長。その積み重ねが数々の重篤な疾患という名の石を穿ってきた。地域包括ケアシステムの実現に向けて、加治木温泉病院のスタッフそれぞれが、そして地域住民それぞれが持つ水滴を合わせれば、日本の医療の未来を切り開く力になるだろう。

 

 

(文章一部抜粋、完全版は書籍をご覧ください)