院長 長谷川 正行
はせがわ内科外科クリニック
1年でも長く続けられるような診療体制で地域に貢献していくために、スタッフ皆と日々相談しております
https://www.hasegawa-naikageka.jp
所在地
〒274-0063
千葉県船橋市習志野台1-38-11 北習志野メディカルプラザ3F
TEL 047-469-1159
アクセス
新京成電鉄新京成線・東葉高速鉄道東葉高速線「北習志野」駅より徒歩3 分
設立 2018 年4 月
診療科目
内科(一般内科、生活習慣病、アレルギー疾患、脳卒中の予防、健康診断・人間ドック、予防接種)消化器内科(消化器内科、胃カメラ、ピロリ菌検査・除菌、胃炎、逆流性食道炎、過敏性腸症候群、食道の病気、胃・十二指腸の病気、肝胆膵の病気)外科(外科治療、粉瘤・脂肪種、巻き爪、陥入爪)専門外来(肛門内科、睡眠時無呼吸症候群、摂食嚥下、AGA 外来、プラセンタ注射)
診療時間
〈月~水・金〉9:00 ~ 12:00、14:30 ~ 17:30
〈土〉9:00 ~ 13:00
〈休診日〉木・日・祝
※通常休診の木曜(第3 あるいは第4 木曜)に、祝日の振替日として月1 で木曜9:00 ~ 11:30 まで診療
はせがわ内科外科クリニックの5つの特徴
・嚥下障害への早期介入で、オーダーメイドの訓練指導を行っている
・早期発見による予防医学に力を入れている
・幅広い診療科目と知識で地域に貢献
・スタッフが一丸となったチーム医療を提供
・患者とのつながりを重要視する心意気
一丸となって取り組むチーム医療で予防医療に尽くす
「誤嚥性肺炎はその怖さも含めよく知られていますが、嚥下障害は嚥下という言葉すら知らない人の方が多いです」
そう語るのは、はせがわ内科外科クリニックの長谷川正行院長だ。嚥下障害があることで誤嚥のリスクが高まるため、嚥下障害を評価(診断)し治療することは、高齢者の死因の上位にある誤嚥性肺炎を予防する上で重要となる。
診療に重要なのは2つ。1つ目は嚥下障害。加齢と共に発病率が上がる脳卒中やパーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症などが原因となり、嚥下障害となる患者もいる。
長谷川院長は「嚥下造影または、内視鏡を使った検査で嚥下障害を診断し、嚥下機能の回復訓練をしています。治療の柱となるのは、障害に見合った嚥下訓練と食形態、姿勢なども含めた食べ方、などに大別されます」と語った。
「障害部位(口腔期、咽頭期、食道期)や障害の程度によって様々な組み合わせの治療を言語聴覚士から指導しています。嚥下訓練は食べ物がない状態で行うものが主で、嚥下に関わる筋群の筋力増強や舌などの器官の機能改善、低下した知覚などの感覚改善など、患者さんに合わせた配慮をしています」
2つ目は、人間ドックや検診などによる早期発見である。長谷川院長は生活習慣病の診療を行うにあたり、血圧手帳や生活習慣様式などを地道に評価し、それに基づいた運動療法や食事療法などの指導を行っている。早期に検査を行い適切な訓練や治療を行えば、大多数は症状の改善や治癒が見込まれる。長谷川院長のように、嚥下や生活習慣病などの早期発見を重要視する姿勢は、予防医学という観点から鑑みても、更なる啓蒙活動がされてしかるべきだろう。
同院のメンバーが一丸となって取り組んでいるのがチーム医療である。
「『あの患者さん、物忘れが酷くなっています。認知症が始まっているかも』との情報がその後の診療に有意義となったこともありました」
同様に、看護師も「お腹が痛い」と来院した患者に対し、服の上からでは分からないような帯状疱疹を皮膚を見ることで発見し、院長へ報告してくれることもあった。
開業して5年、地域の健康を支え続けている長谷川院長は、「診療以外での地域との交流もとても重要で、地域のお祭りに参加したり、嚥下についての講演を開いたりなど、嚥下の知識の普及をしております」と語った。今後の課題は嚥下障害と嚥下の認知度の向上だと熱弁する。その勤勉さや人柄に触れるにつれ、その想いの大きさと嚥下についての理解を普及することの大切さに身をつまされる。この長谷川院長の姿勢が強い影響力を持って、嚥下、ひいては予防医療に理解と進歩をもたらすのだろうと考えさせられた。
(文章一部抜粋、完全版は書籍をご覧ください)