院長 宮内 邦浩
あげお在宅医療クリニック
お看取りの時、家族に『お家でよかった』と言っていただけるそれが一番のエネルギーになっています
あげお在宅医療クリニック

https://www.ageozaitaku.jp/

 

〒362-0001

埼玉県上尾市上20-8

TEL 048-783-5801  FAX 048-611-9661

 

アクセス JR 高崎線「北上尾」駅東口より徒歩12 分

診療科目 内科、消化器内科、外科

設立 2014 年6 月1 日

 

診療時間〈月~金〉9:00 ~ 13:00、15:00 ~ 17:30

〈休診日〉土・日

 

理念 在宅医療が必要な地域の患者さんとそのご家族が、安心して在宅療養ができるよう、安全で質の高い、信頼される在宅での診療と看護を提供する。


たかが胃瘻、されど胃瘻“人生”を預かる在宅医療クリニック
患者と同じ目線で寄り添い、人生の行く先の決定を見守る医療

あげお在宅医療クリニックの宮内邦浩院長は、取得者の少ない『専門胃瘻管理者』『専門胃瘻造設者』の資格を持ち、他院に胃瘻の技術を教えることもある貴重な専門家だ。

同クリニックは24時間365日電話での対応を行っており、措置や薬の処方が必要な場合は往診を行うのだ。現在、訪問診療は年間約4600件、往診は約1000件にも上る。訪問看護を受けている患者は、接する時間の多い看護師から違和感の報告を貰い往診を行うことも多く、連携して対応している。

宮内院長はこれからの在宅医療や地域医療のためにも、若い医師や看護師、数が少ない嚥下機能のリハビリを行う言語聴覚士(ST)の育成に力を入れたいという。クリニックに勤める医療者全員が在宅でのカテーテル交換を行えるといえば、宮内院長がこれを実践しており、教育者としても優秀であることがわかる。

患者との信頼関係について「本人や家族の話をよく聞き、何を希望しているのかを汲み取ってあげることです。医学的にその希望は難しいのか、工夫すれば何とかなるのか。道案内ができると良いと思っています」と語った。

あげお在宅医療クリニックの理念は「在宅医療が必要な地域の患者さんとそのご家族が、安心して在宅療養ができるよう、安全で質の高い、信頼される在宅での診療と看護を提供する」。これを実践し患者に接するよう心掛けている。

「我々が少しご支援することで、お家で普通の生活をして、最期に安らかな時を迎えて欲しい。ご家族も、面会時間などを気にせず患者さんを最期の時まで見てあげて欲しいと思います。お看取りの時、家族に『お家でよかった』と言っていただける。それが一番のエネルギーになっています」

また、特に在宅での胃瘻についてこう語る。

「胃瘻カテーテルを使えばご飯を食べなくても、胃に栄養を送り込み生きていくことはできる。しかし、ご飯を食べ、味わい、成長し生きている、人本来の姿とは違ってしまいます。その姿を受け入れ、もう少し頑張って家族と生きていきたいか。それとも食べて生きていく以外の方法の命は希望しないか。その辺りをよく考えましょうといっています」

そして、「本人、家族の皆にそれぞれ違う考えがあります。1人で考えて決めると後で歪みが出るので、皆で相談しましょうと伝えています。これからの人生そのものになりますから。たかが胃瘻だけれどもされど胃瘻で。重いことですよね」と、患者の人生の重みを受けとめつつ語る声には、確乎たる責任感が感じられた。

重い責任を伴う命と人生の選択のため、患者にとって満足のいく最期のために宮内院長は今日も邁進する。

 

(文章一部抜粋、完全版は書籍をご覧ください)