段 俊行
だんホームクリニック 院長
クリニックのスタッフから、自分の家族も診てほしいと言ってもらえるようになりたい
だんホームクリニック

URL

http://dan-hc.jp/


所在地

〒591-8025

大阪府堺市北区長曽根町1207-7


TEL

072-246-6611


アクセス

・大阪メトロ 御堂筋線「新金岡駅」下車 徒歩10分

・駐車場有


診療科目

内科、訪問診療、訪問看護


設立

平成29年


診療時間

外来診療

<月・水・土> 9:00~12:00
<火> 17:00~19:00
<休診日> 9:00~12:00、17:00~19:00

訪問診療

<月~金> 9:00~17:00
<休診日> 日(詳細は要問合せ)


診療理念
わたしたちは、患者様やご家族様、とりまく人たちの話を積極的に聞きます。

わたしたちは、患者様やご家族様、とりまく人たちを最後まで支えていきます。

わたしたちは、患者様の健康と生活を守っていきます。

在宅医療に見出した医者のやりがい
最期まで患者さんの生活を支えていく

大阪・堺市の地で、総合病院や診療所とも連携しながら日々訪問診療に取り組んでいる段院長は、「医学的に必要であることよりも患者さんにとって必要なことを優先していきたい」


「自宅で最期まで安らかに過ごしたいという患者さんの想い、家族さんの想いを大切にし、できるかぎり寄り添っていく」


「自宅に帰りたいという気持ちを最優先するためにはどうすればよいか。自宅で人生の最期を安らかに迎えられるように、心残りのないように看取ってあげたい。そのためのサポートが少しでもできれば」
と段院長は考えている。


そうした段院長の在宅医療に取り組む積極的な姿勢と熱意は、地域の人たちからの信頼につながっている。


在宅医療を開始する際には、在宅医療の仕組みや必要な医療費なども含めてきちんと説明するようにしている。患者さんや家族さんの不安ごとや在宅医療に望んでいることを聞ける機会であり、最初にしっかりと説明しておくことでトラブルが避けられる。


最期まで看取ることができた患者の家族さんからは「最後まで診てもらってありがとうございました」と感謝されることも多い。


現在はコロナ禍で難しくなっているが、入院している患者さんへのお見舞いにも可能な限り足を運んでいるそうだ。


患者さんが亡くなった場合にはお通夜式に参列する事もあるという。「お通夜に行くと、患者さんの在りし日の姿が見え、ご家族からも過去のエピソードが聞けると、患者さんの人生そのものが見えてくる事もあります」。


新たに訪問診療を開始する場合には、金銭面も含めかなり立ち入った話が必要な場合もある。訪問診療・看護・介護・リハビリやデイ・サービス利用などなど、患者さん・家族さんの負担は大きくなる。どのサービスを優先すべきかを十分検討する必要がある。


在宅医療とはそこまで考える必要があり、医師も意識しておくべきだという。


「生活に根差した信頼されるクリニックを目指したい」という院長の想いは、クリニックの理念にもよく表れている。「クリニックのスタッフに、自分の家族も診てほしいと言ってもらえるようなクリニックでありたい」と語る。


子どもが生まれ、自身が父親になった経験も少なからず影響している。大人たちが良い世の中を作り、次世代に引き継いでいくべきだと考えるようになった。「最近の日本では、決められた事を最低限こなせばそれでいいという風潮が強いのではと感じています。医師も自分の専門科だけを診れば、それで良いという価値観が増えていくのではと危惧している」と現在の医療の有り方にも警鐘を鳴らす。


次世代から感謝される医療を残したいという強い想いを抱く段院長。その飽くなき挑戦は今後も続く。


(文章一部抜粋、完全版は書籍をご覧ください)