河野 正美
河野病院 理事長
メンタルの悩みで少しでも、気になることがあれば気軽にご相談いただきたい
URL
http://www.kawano-hp.com
所在地
〒811-2413
福岡県糟屋郡篠栗町大字尾仲139
TEL
092-947-0611
FAX
092-947-8598
アクセス
・JR:福北ゆたか線篠栗駅より徒歩10分
・西鉄バス:庄バス停より徒歩3分
・自動車:九州自動車道福岡ICより約10分
または、福岡都市高速粕屋出口より約10分(駐車場約30台分あり)
診療科目
精神科・心療内科・老年精神科、内科、歯科
設立
昭和21年
診療時間
精神科・心療内科・老年精神科は月曜~金曜日
(土曜日は午前のみ受診相談を受け付け)
内科は木曜日午後のみ(お電話でお問い合わせ下さい)
歯科は月曜、水曜、木曜、金曜日
※初めて受診される方は午前11時30分、午後は16時までに受付をお願いします
※要予約
病院理念
河野病院グループ職員は初めて精神科を訪れた患者さんの視点を決して忘れることなく人権を尊重し「受診して良かった」と思われる医療をめざします
精神科医療の提供を通して「世の中全ての人を救う」
「患者さんを含め世の中全ての人を救う」という法人理念の実現に向け、河野理事長は奔走。様々新たな施策を打ち出す中で、とりわけ大きなものが“にじいろプロジェクト”という法人全スタッフの考え方の指針、行動の指針となる新規事業の創造だ。
「学校、職場、家庭と、あらゆるシーンにおいてストレスがはびこるストレス社会の今、多くの方が心を病み、笑顔を忘れてしまっています。心を病んで精神症状が悪くなった時期を雨降りに例えると、患者さんに降り注ぐ雨は冷たく、辛いものです。降り注ぐ雨を避けるため、場合によっては雨宿りのため入院頂き、辛い時期を乗り越え、病気という雨が止むのを待ちます。雨が止み、退院するその日には、素敵な“にじ”が患者さんを迎えます。退院後の社会復帰・社会参加にはきれいな“にじ”が“パラソル”をさした患者さんを歓迎します。患者さんが雨上がりの空にかかる“にじ”を見た時のように、すがすがしい気持ちになって頂けるような病院づくりを目指したい。これこそが、当法人の“にじいろプロジェクト”の全容です」
と河野理事長は熱く語る。
また、全国的に増える65歳以上の高齢者。これに比例して高齢者に対する医療ニーズの高まりも顕著になっている。河野理事長は、「そうした医療ニーズの高まりはもちろん精神科分野も例外ではありません。精神疾患で苦しむ高齢者の方々を漏れなく救えるような医療提供体制を今後ますます整えていくべき」と力を込める。
「認知症が疑われればまず内科にかかる方が多いと思いますが、うつや統合失調症様病状も隠れているならば内科ではなく精神科の領域です。認知症であっても、問題行動や行動障害を起こすような状態であれば、必ず精神科を頼って頂きたい」
こういった患者に対し、病院ではまず緻密な問診や検査によって、原因や症状を的確に掴み診断をつけていく。その後、薬物療法をメインに治療を行い、患者の状態によっては長期の入院で継続的に生活支援と治療を行っていく。「メンタル不調のような状態であれば、ご本人の生活もままならないだけではなく、生活を共にする周りの家族も心身ともに疲弊してしまいます。当院ではそういった高齢者の方々を積極的に受け入れています」
高齢者に対する医療に力を入れる河野理事長は、「精神科病院をもっと一般の方々にとって身近で利用しやすいイメージに変えていくことが必要」とも。「敷居が高く敬遠されがちな精神科病院をもっと気軽に利用頂きたい」と河野理事長は願う。
(文章一部抜粋、完全版は書籍をご覧ください)