神谷 諭
ひいらぎクリニック 院長
出会った方々が、最大限幸福な時間を過ごせたらいいなと思っています
URL
https://hiiragi.clinic/
所在地
〒170-0005
東京都豊島区南大塚3丁目2番6号 K-ビルディング 203
TEL
03-6902-0809
FAX
03-6709-0118
アクセス
・JR山手線:大塚駅 徒歩6分
・東京メトロ丸ノ内線:新大塚駅 徒歩2分
・都電荒川線:大塚駅前駅 徒歩6分
診療科目
内科、皮膚科、アレルギー科
設立
令和2年
診療時間
理念
安心して暮らせる社会のためにひたむきであれ
地域社会で患者も家族も安心の在宅医療を提供
住み慣れた住処で最期を迎えたい患者の想いと、その姿を皆で見送りたい家族と関係者の想いが叶えられる在宅医療。近年の高齢化社会の影響もあり、入院、外来に次ぐ第3の医療として、多くの患者に支持されるようになってきた。
ひいらぎクリニックは、医師だけでなく、歯科医師や薬剤師、訪問看護師、ケアマネージャー、ヘルパー、理学療法士など、チーム一丸となって患者の治療やケアを行っている。
全体的には高齢者が多く、特に複数疾患をもつ高齢患者にとって、病院で科ごとに診療を受けていくのは負担が大きい。各科でそれぞれの視点からベストな処方をされ、大量の薬の処方となり内服ができなかったり、逆に薬により体調が悪くなったりしている場合も多い。医師に思うように質問ができず、それまでの医療への不信感や不満足感を抱えている患者も少なくない。
「病院側は、『この病気ならこの治療がベスト』という方針があるのが一般的ですが、在宅ではまずその患者さんがより落ち着いて暮らすことが前提なので、全体的に生活を診たときに医療の負担が大きいと感じたら、こちらで調整します」
在宅で患者を看取る場合は、なるべく自然な形で苦痛がなく穏やかに亡くなることを目指す。「昨日まで元気だった、さっき言葉を交わした、さっき水を飲んだが今見たら呼吸が止まっていた、というケースも珍しくありません」
最後の最後まで命を使い切って最期を迎えようとする患者の姿をいっしょに見守っていく中で、家族の心にも落ち着きが生まれてくる。患者の家族からの、「(いっしょにやりたいことを)やりきりました」「(難しい闘病生活の中でも)楽しめました」の言葉は、神谷院長の心に深く残っている。
「出会った方々が、最大限幸福な時間を過ごせたらいいなと思っています」
在宅医療は患者本人のサポートだけでなく、周りで支えている家族のサポートも大切だ。
「介護の責任感から頑張りすぎるご家族もいらっしゃいますが、ご家族が倒れてはいけないし、患者さんが亡くなった後もまだ生きていかなくてはならないので、ご自身のこともよくよく大事に欲しいと思っています」
在宅で医療や介護のサービスに身を委ねることで、家族の負担を減らして欲しいという想いがあるのだ。
かかりつけ在宅患者からの緊急コールに応じての往診は24時間受け付けで、土日でも体調が不安定な患者がいると駆けつける。いつでも電話できると心の支えになり安心だ。
患者やその家族との出会いと別れを糧とし、より良い地域共生生活を実現したいという神谷院長の強い意志が見て取れる。
(文章一部抜粋、完全版は書籍をご覧ください)